心理カウンセラー養成の責任
大阪心理カウンセリングセンターでは心理学の講座運営を中心にセンターを運営しています。
しかし設立当初は心理カウンセラー養成を主として考えていました。
今回一旦、心理カウンセラー養成から心理学講座運営に、センターの方針を変えたのには、心理カウンセラー養成の責任の重さを考慮してのことです。
心理カウンセラー養成の責任は以下4つが考えられます。
1 心理カウンセラー養成の受講生に対する責任
心理カウンセラーになるには費用の面から考えると最低でも30万円前後はすると思います。
しかし、資格に対する投資を行ったとしても、それに見合う仕事があるわけでもありません。
心理カウンセラー養成学校、スクールを卒業生しても、学費投資に対する利潤を得ることはなかなか難しいのです。
さらには心理カウンセラー養成学校、運営スクールが仮に仕事をいずれからか受託して、卒業生に仕事を任せるにしても、卒業生全員に仕事を分担出来るものでもありません。
ある卒業生は仕事を得ることが出来、ある卒業生は仕事を得ることが出来ないという、差別的な状況になってしまうのです。
同じ学費を払って頂き、カウンセラー認定をさせて頂いたあと、このような差が出ることに対しては、運営者及び認定者としては良心が痛みます。
2 心理カウンセラー認定の責任
学校、スクールが心理カウンセラーの養成を行いますと、必ずその実施団体認定の、カウンセラー資格認定証を渡すことになります。
もちろん認定に対してはカウンセリング実技テストも行われるのですが、あまり不合格者を出しますと、講座受講の募集に差し障りが生じます。
したがって、あまりカウンセラーには向いていないと思われる方にも、心理カウンセラー認定証を授けなければなりません。
本当にそれいでいいのでしょうか?
3 社会に対する責任
安易に心理カウンセラーを認定してしまいますと、その認定心理カウンセラーがとんでもないカウンセリングを社会において行うかもしれません。
それにより、カウンセリング会全体の地位を下げてしまいます。
安易に心理カウンセラーを認定することは社会に迷惑をかけることにもつながります。
その結果、心理カウンセラーという職業に対するイメージにも影響します。
4 資格認定団体の責任
1名でも心理カウンセラーを認定した学校、スクールは認定心理カウンセラーが存在する以上、学校、スクールを存在させなければなりません。
心理カウンセラーを認定しておきながら、その認定団体が消滅してしまっては、その認定証は紙くずになってしまいます
そのためには心理カウンセラー養成を行う学校、団体は法人化しておかなければならないでしょう。
大阪心理カウンセリングセンターは現時点(2011年4月)においては、法人化されていません。
以上の理由から当面、心理カウンセラー養成を見合わせます。
もちろん、私に対して心理カウンセラー養成の需要が多ければ実施いたしますが。
私も心理カウンセラーとして、後を継ぐ人は欲しいと思っています。
しかし、それは誰でもいいと言うわけにもいかず大変難しい問題です。
心理学を学ぶことは、生きるうえでの豊かさつながります。
大阪心理カウンセリングセンターでは当面「より豊かに生きる」ことをコンセプトに心理学の講座を推進します。
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