心理カウンセリングの役割・柱
心理カウンセリングの役割・柱について考えたいと思います。
この心理学読み物のコーナーでも、心理カウンセリングの役割として再三「行動の変容」について書かせて頂きました。
行動の変容とは不適応行動からの適応化と言葉を変えてもいいと思います。
これは生き辛さからの回復、心の回復でしょう。
さて、心理カウンセリングの役割・柱ですが、これには4つあります。
1 心の回復
2 能力開発
3 予防・教育
4 夢の実現
1 心の回復
再三書いてきました行動の変容、または心の悩みの整理です。
カウンセリングを受けた後クライエントの方の思い、感じ方、行動が変わり、より良い人生をおくってもらうためのものです。
これには個人カウンセリングとセミナー形式(グループワーク)があると思います。
いずれにせよ心理カウンセリングの基本ではないでしょうか。
2 能力開発
能力開発とは主に社会で生きていくための能力の獲得です。
例えば人間関係で悩んでいる方は、挨拶が固い、話しが続かない等対人スキルで悩んでいる方もおられます。
その際心理カウンセリングにおいて、挨拶、コミュニケーションの指導、練習を行い、社会性のスキル獲得を目指すのです。
3 予防・教育
現在「鬱」の時代と言われており、その数○○○万人とも言われています。
鬱を患う休職者による企業の損失は図り知れず、鬱の予防に注目が集まっています。
この鬱の予防、すなわちこれが予防・教育の役割なのです。
企業におけるメンタルヘルスです。
いかにすれば従業員が鬱を患わずにすむか、また鬱後の復職プラン等を考えていきます。
さらには親子間のコミュニケーションの講座、人間関係の講座、夫婦関係講座、リラックス講座と、生き辛さに蝕まれる前に、その予防を目指し、教育・啓発する講座は多々あります。
心理カウンセラーは個人のルームでカウンセリングをするだけではなく、これら何らかの予防・教育の講座を開催する必要もあるかもしれません。
4 夢の実現
心に問題を抱えてはいませんが、自分の夢を実現したい。
この思いを強く抱かれている人も多々おられます。
さて、これは心理カウンセラーの役割、心理カウンセリングの領域なのでしょうか。
夢の実現には何が必要でしょうか?
・チャンス
・お金
・人との縁
・知識
夢の実現には様々な要因があります。
でも、一番大切なことは、なぜそれを夢として語るかなのです。
その人と夢の必然性です。
これは自分を知ること、自分の人生体験を振り返ることにもつながります。
夢の実現とは自分とは何者であるのかの証明であり、それは過去の人生の流れからきていると私は考えているからです。
夢、人生における目標設定において、なぜそれを目標とするのか、心理カウンセラーは話しを受容しながらも、その人の概念を明確にしていく必要があります。
(話しを聴くプロとして、矛盾の指摘や肯定的賞賛もあるでしょう)。
そして、夢、目標設定の後いかに動くか計画を策定、もし困難があればいかに乗り越えるか、一緒に悩み話し合うことも可能なのです。
また夢の実現の最中に困難にぶつかったり、悩みが生じた場合も一緒に考え、クライエントの方の夢の実現を最大限サポートするのです。
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